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キリスト教科学が私の人生を変えた

キリスト教科学さきがけ』2009年07月 1日号より

Christian Science Sentinel, 10.11.2008


1999年に、 私は、 腰に激しい痛みを覚えるようになり、 専門医を訪れました。 医師は腰の骨を人工のものに入れ替える必要があるが、 その手術を望むかと尋ねました。 私は断りましたが、 3ヶ月後にまた診察に来るようにと言われました。 これは、 60年つれ添った夫が亡くなったばかりのときで、 娘の住む近くに引っ越してきた直後のことでした。

当時、 私はキリスト教科学者ではありませんでしたが、いつも教会が好きで、 自分は霊的であると感じていました。 そして、新しい隣人の一人の人が、 キリスト教科学の教会の礼拝にいっしょに行きませんか、 あとでクリスマス・パーティもあるのですが、 と誘ってくれました。 行ってみると、とても楽しい会合で、 教会員たちはとても親切でした。 私は気持ちが高められ、 すぐにその教会の会員になりたいと思いました。

やがて、 私はその支教会の会員となり、 またボストンの母教会の会員にもなりました。

その隣人は、 私が腰の問題を抱え、 時には倒れそうになるほどの激痛を覚えていることを知ると、すぐに、 キリスト教科学実践士に電話をしてみては、 と言ってくれました。 そして電話をすると、 実践士は非常に心静かで、 愛に満ちていて、 私をすっかり安心させてくれました。 彼女はについて、 また、 が私を守っていることについて語り、 祈ることを約束してくれました。 彼女はまた、 聖書と、 メリー・ベーカー・エディ著の 『科学と健康−付聖書の鍵』 のなかの言葉を示して、 これを勉強し、 これを使って祈るようにと言いました。

これらキリスト教科学の考え方は、 私には全く初めてのものだったので、 特定の文章を使って考える必要がありました。 私はメリー・ベーカー・エディによる 「日々の祈り」 から始めました: 「『あなたの国が来ますように』; 神性の真理生命の統治が、 わたしの中に確立され、 わたしからすべての罪を除き去るように; そしてあなた言葉が全人類の愛情を豊かにし、 全人類を支配するように!」 (メリー・ベーカー・エディ著 『母教会の規範』、p. 41)。 私は、 に、 すべてのことについて導いてくださいと願いました。

の子であるということ、 完全に霊的であるということは、 何を意味するのか、 理解することが重要であることが分かりました。 私はまた 『科学と健康』 の次の力強い考えを使って祈りました: 「[] こそ、 肉体感覚の主人であって、 病気・罪・死を征服することができる。 から与えられたこの権威を行使しなさい。 あなたの体の所有権をしっかり握って、 その感情と行動を支配しなさい。 の力に立ち上がり、 善に似ないものすべてに抵抗しなさい。 は、 人にこの能力を与えている、 そして何ものも、 が人に授けたこの能力と力を、 害することはできない」 (p. 393)。 『科学と健康』 に示されている 「存在についての科学的声明」 もまた、 私が物質的ではなく霊的であることを約束してくれました (p. 468)。 この声明は、 私が、 喜びや愛など、 善であり、 霊的である考えのみを取り入れることの大切さを、 教えてくれました。 私は、 「考えの戸口に門番として立つ」 (p. 392) ことが、 必要でした。

それでも、 実践士に初めて電話をしてから1週間して、 症状が悪化しているように感じて、 再び電話をしました。 実践士は、 私が、 確実にの加護の下にあること、 彼女が私のために祈り続けていることを告げ、 そして、 私自身も祈り続けるようにと言いました。 これが転換点となりました。 私は自分が実践士に合意していること、 そして、 と私たちの祈りを、 信頼していることに気づきました。 次第に、 そして数週間後には、 気分が爽快になり、 再び歩いたり、 泳いだり、 庭仕事ができるようになっていました。 私は癒されたのです。

これは数年前に経験したことですが、 恒久的な癒しとなっています。 今も、 私は庭の手入れを続けていますが、 何の痛みもありません。

ところで昨年、 15年位前から私の体にあったほくろが大きくなり始めたため、 自分のために祈りました。 痛みはなかったのですが、 怖かったのです。 しかし、 私は、 が助けてくださることを信頼していました、 自分がの完全で霊的な子であり、 が唯一の力であり、 現存であり、 すべてであることを知っていたからです。 数週間ののち、 ほくろは完全に消えていました;実は、 ある日、 無くなっていることに気づいたのです。

キリスト教科学について学び、 地域のキリスト教科学の支教会に加わって、 私の人生はすっかり変わりました。 教会員となって、 私は生きる喜びを知ったのです。 夫が亡くなってから、 私はとても独りぼっちで、 どんなことにも参加する興味を失っていました。 ところが、 この自分について、 また人生について抱くようになった新しい展望が、 人生を、楽しい、 希望にあふれるものにしてくれました。 最近、 スペイン旅行をしてきました。 子供たちは,私がこのように変わったことを喜び、 一人の娘は 「お母さん、 これはお母さんが、 正しい考え方をしているからよ。 お母さんの新しい宗教のお陰だと思うわ」、 と言ってくれました。

メリー・ベーカー・エディが、 『科学と健康』 やその他の著作を私たちに与えてくださったことに、 深く感謝しています。


 

『さきがけ』の使命

1903年に、メリー・ベーカー・エディは、『キリスト教科学さきがけ』を創刊しました。その目的は、「真理の普遍的活動と有用性を宣言する」ことでした。ある辞書によると、『さきがけ』定義は「先発の使者」(先触れ、先駆け)ー 後に起こる事が近づいていることを告げるために先立って送られる者、使者」であり、『さきがけ』という名称に重要な意味を与えています。さらにまた、この定義は、私たちの義務を指し示しています。それは私たち一人一人に課せられた義務であって、私たちには、私たちの『さきがけ』がその責務を十分に果たしているか見届ける義務があるのです。この責務はキリストと不可分であって、まず初めに、イエスが、「全世界に出て行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えよ」(マルコ 16:15)と述べて、表明したものでした。

Mary Sands Lee (メリー・サンズ・リー)、Christian Science Sentinel, 1956年 7月 7日

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